●彩葉様リクエスト雲雀夢●






並中ぅ〜風紀委員長ぉ〜、雲雀先生ぇ〜












緑〜〜たなびく 並盛の〜〜〜

大なく 小なく 並〜〜が・いい〜〜〜〜






は校歌を歌いながら昼休みにココに来る。

応接室の前まで来ると、ドアを力いっぱい開ける。

なんでも、それが彼女のモットーらしい。


ガラッ  バン!!!




並中ぅ〜風紀委員長ぉ〜、雲雀先生ぇ〜




何、そのあきらかに何かのパクリっぽい名前は




「どうしたの?




毎回のことだけど、頭でも打った?

それとも、熱でもあるの?





見てください!この成績を!オール赤点v



凄いね、いくら僕でもこんな成績をとってなおかつ、めげない奴は見たことないよ





僕は凄いと思うよ。もし、この世界の人間が全員、みたいだったら、とっても世界は平和になるよ。

戦争が起こる以前の問題だよ。これは。





「でも、これは前回のテスト結果なのでぇ〜ス」



「あれ?前々回もそんな感じのテスト結果じゃなかった?」



「そんなことは私の頭の中にはもう有りませぇ〜ン。」






なんでそんな外国人風のしゃべり方なの?

僕、そっちのほうが気になるんだけど。




「次のテストでこんな点数取ったら、退学らしいです。」



「え?中学なのに?義務教育なのに?」



それは大変だ。




「で、何故か成績バツグンの雲雀さんと一緒にお勉強しようかと!」



「先生に勉強教えてもらったほうが良いんじゃない?」



「ん〜そう先生に言ってはみたものの、『もう、先生じゃ手に負えないよ』と言われました。」




あぁ、それほどまでか。




「一緒に勉強じゃなくて、僕がに勉強を教えるってことでしょ?」



「そうとも言いますね☆」




そうしか言わないよ。














「じゃぁ、まず、はどこがわからないの?」


「全体的にです」



「・・・・・」




要は全部って言いたいんだよね?

え?全教科もしかしてそれ?

僕は、範囲と思われるところから適当に問題を出してみた。




「日本の首都はどこでしょう」



パプアニューギニア!!




どこだよ。

それって、日本じゃないよね。外国だよね。

首都 以前の問題だよ。



「・・・じゃぁ、他の問題。皮脂植物であるこの植物はなんだと思う?」





僕は教科書に載っている絵を指差す。

これは、ひまわり。これぐらいはさすがに知っているだろう。

と思った僕が馬鹿でした。





ニューギニアの奥地に生息すると言われている フォルギネー



ワォ、どうしてそうなるの。






それ、食人花だよ。



そんな植物、教科書に普通に載っちゃ駄目だよ。




「それじゃぁ、次は私が問題出しますね!」



「え?が勉強するんじゃないの?」



「雲雀さんもテストあるんですから、ついでに勉強しましょうv」




か・・可愛い。

そんな優しいところが好きだよ

でも、明らかに飽きたからでしょ?





「じゃぁ、アヤメと同じ仲間で、小さくて可愛らしいのが特徴のこの青い花の名前はなんでしょう!」


「アイリス。学名では、Iris histrioides 」




「「・・・・・」」




「「休憩しようか。」」




つかの間のティータイム。

本日のメニューは、副委員長の草壁が命がけで買ってきた静岡茶。

もちろん、僕の命令でだけど。




ティータイムが終わり、再度、勉強にうつる。




「じゃぁ、数学やってみようか。」


「はい!雲雀先生!」




先生じゃないんだけど。

まぁ、いいか。



「X+Xは?」




僕の脳内では、答えは、2X〜と笑顔で言うの顔が浮かんだ。

さすがにコレくらいはわかるだろうと考えた僕の考えは次の一言で否定された。




「答えは、Z(ゼット)!」




どこから突っ込めばいい?




ちょっとまって、どこから生まれてきたの?そのZ

これは、Xとは何かってことから教えないといけないみたいだね。




「じゃぁ、英語でおはようございます。って言ってみて」



「ボンジュール!」



ワォ、それ英語じゃないよ。



そういえば、明日だよね?テスト。




、今日は猛勉強だからね。」


「はい!雲雀先生!」






数日後、のテスト結果を見に行く。

僕ががんばったかいがあったのか、の成績の赤点は半分だけだった。

だが、これで退学がなしになるとは思えない。



結局、教師を脅してだまらせた。

なんだ、最初からこうすれば良かったんじゃないか



かくして、勉強会という名の赤点防止勉強は幕を閉じた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

彩葉様リクエスト雲雀夢。

「ある日の雲雀さん劇場」の様なノリで一緒にテスト勉強をしている夢小説をリクエストしていただいたのですが。

えぇ、もう、何がなんだか分からないような夢に。(オイ!?)

とりあえず、特別夢部屋訪問有難うございました!

こんなので良かったんでしょうか?(汗)

ともかく、彩葉様のみ、お持ち帰りOkです。背景は素材サイト様からお借りしたものなので持ち帰りはできません。


ではでは、失礼します。(逃走)